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File12 拳銃折れた!!銀行強盗
銀行強盗を行った吉本孝之容疑者について、容疑者自宅(福岡県大野城市筒井3丁目)付近にて鋭意聞き込みを行い得られた情報。 銀行強盗事件については新聞記事として大きく取り上げられていたので、容疑者自宅周辺の多くの住民は事件について知っており、その多くが「大それた事をしたもんだ」と語っていた。 現在の容疑者自宅は借家である。 現在、両親と共に暮らしているが、父親は入院中である。(父親は若い頃から体が弱かったという話である) 同容疑者は無職で、働いていたのは母親だけである。 平成7年2月21日にAと入籍、2人の息子をもうけている。 平成10年9月25日Aと協議離婚。
佐賀共栄銀行大野城支店にて鋭意聞き込みを行い得られた情報。 同銀行では事件当時、現場におられた佐藤仁支店長が快く取材に応じて下さった (以下、支店長の話) 7月30日午後10時前後に残業を行っていた佐藤仁支店長が仕事を終え、帰宅しようと通用口の扉を開け、外に出た時に目の前に黒ずくめの格好に薄黄色のサングラスをかけた男が立っていた。 その男はいきなり拳銃を取り出し、支店長の体に突きつけて中に入るように促した。 支店長が同銀行内へ入ると拳銃を向けながら、まだ残業で残っていた行員達に金を出すように要求した。 その後、支店長と行員達が同銀行のマニュアルにしたがって1千万円の模造紙幣の束4つ(一番上と一番下が本物の壱万円札であとは模造紙、盗られても実質は8万円の損失)を詰めて男に渡した。すると、男は支店長を近くに呼び人質として連れて行こうとした。 支店長は「どうせ殺されるなら、男に抵抗しよう」と考え、男が持つ拳銃を掴み、拳銃を上へ向けると男とつかみ合いになった、その時・・・支店長が掴んでいた拳銃の銃口が折れたのだ。 拳銃が偽物だと気づいた支店長は男を押さえ込み、他の行員達にも男を押さえる様に命じた。 男を押さえ込みながらも支店長は男が他に武器を持っていないか男の懐をさぐったそうだ。 結局、男は支店長を含めた行員6人に押さえ込まれて、駆け付けた筑紫野署員に逮捕された。 男を取り押さえる時に行員の何名かがナイフの様な物で切りつけられ怪我を負った以外は大きな被害はなかったようだ。
その後、警察からの事情聴取等で支店長が帰宅したのは翌午前4時、怪我を負った行員の方は午前5時頃に帰宅した。その日の仕事は大変だっただろうと思ったが、さすがにちゃんと皆さん途中で仮眠をとりに帰られたそうだ。
最後に支店長は男が持っていた拳銃についてこう語っていた。 「モデルガンにしても安っぽいよね、普通のモデルガンなら折れないだろうけど。」 ちなみに支店長は以前、少林寺拳法を学んでいたそうだ。
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